ATTACK00

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「もぅ…だから僕はホモじゃないんだってばっ」 4月、桜舞散る中、只今告白され中‥ 今日は入学式。新しい1年生、同時に僕は1つ学年が上がる。 後輩が出来るのは凄く嬉しい。 またうちの部にも入部してくれるかな‥ そう、僕は一足先に、部活の勧誘をする為に学校に来ている。 皆で作ったチラシを配って、明後日の試食会の話しをして。 あ、僕が入部しているのは料理部。 男は僕だけで、残りの部員は皆女の子。だけど、毎回楽しい。自分の手で、可愛くってキラキラしたお菓子を作れるんだよっ将来はパティシエを目指すんだ!って意気込んで入部したんだっけ‥ 部活で作り続けて、早2年。今年からは何と、部長に任命されてしまったのだ。 だからこうして勧誘にも力が入っちゃう。 手持ちのチラシを配り終え、他の部員の方へ行こうとした時、 「待ってっ」 え?僕?そう思い振り返る。 「君も今年から1年?」 え?えっ?問い掛けているにも関わらず、彼は一方的に喋り続ける。 「ねぇねぇ、何組?入学式ダルかったよなぁ。」 「えっと‥」 困ったなぁ。何か色々勘違いしてるし。 とりあえずこの場から離れよう。 「ごめん、僕用事があるから‥」 「待ってって。俺君に一目惚れしちゃった。」
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