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恋
僕は明日から裕ちゃんと仮入部しにいった。
先輩は僕らを見ていた。
何人ではなく10越えてたから緊張した。
「はじめまして。」
声が大きい。
ビビっていたら笑いが起こった。
野球部の隣には普段は音楽室にいるはずの吹奏楽部の仮入部が始まっていた。
なんとなく見ていると一人だけ光っていた子がいた。
大人しそうな子なのにサックスやっていた。
フルートなら分かるけど。
意外だった。
そして、見たあの日からずっとあの子の事を思うと、胸があつくなっていた。
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