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風が吹いた ぬるっとした、身体中を舐め回す様な視線を感じた。 「誰っ?」 皆が離れて行った時だった。 私にしか聞こえない、誰も近くには居なかったのに。 ツレテイッテ 気のせいだ気のせいだ気のせいだ気のせいだ気のせいだ気のせいだ気のせいだ気のせいだ気のせいだ気のせいだ。 「待ってよ!皆!置いてかないでよ!!」
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