風の郵便局

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■ あとがき ■ わさびや黒蜜さんとの無謀企画第一弾でした。 モバゲーを始めたばかりの頃、モバゲー小説のことをわさびやさんに話すと、 「クリエイター登録しよう! で、今すぐ小説を書こう!」 ということに。 テーマを決めよう、ということで、英和辞典を開いて出てきたのが「郵便局」。 「じゃ、今から30分後に載せる、ってことで」 と作った話です。 ちょっと宮澤賢治やあまんきみこ?を意識してみました。 「パル」はフランス語か何かで「春風」だったと記憶していたのですが、気になって調べてみましたら、「友人・仲間」の意味だそうです。 間違って記憶していました……。にしても、インターネットって便利ですね。 さてさて、小さなコグモは、お尻から糸を出して、風に乗って飛んでいくのだそうです。これも記憶違いだったらどうしよう~。 「風の郵便局」、ひねりも事件も何もないですが、まったりした感じの小説は好きです。 (映画はアクションやファンタジー、サスペンスやSFが好きなのですが) 黄砂の季節が近づくたびに、風のすごさを思い知ります。 地球の海流と風の流れを人間の意のままに操れる時代が来たなら、それこそきっと、傲慢・神への冒涜なんじゃないかと思うほどに。 .
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