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物心がつきはじめた頃には私の中では農場で暮らすのが当たり前だった、毎日の日課は朝夕に兎、豚に餌をやることと姉達の食事の手伝いだった。
家の一番近い隣家へいくのに最低1キロはあった、そのため学校へ行くかもしくは母の八百屋の店番を手伝いにつれていってもらえない限り鎖国状態であった家からは出られないし、もちろん近い年頃の友達もいませんでした。
初めて学校へ登校した日は私を大きく変えた日でした、当時4才だった私を母は私立の幼稚園にいれました。
新しくてまだ糊がついた水色のジャージとキャラクター入りのスニーカーが私に渡されました。
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