【午後の射陽】

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「え゛ー!!!」 ショックを隠せない雪之に 説明を終わらせた圭は次の言葉を既に準備していた。 「ほら、行くよ」 右手を差し出した圭に キョトンとして見上げる雪之。 「まだ、 終わってないから出店」 「………………ん。」 勝手に圭を犯人扱いした手前 気まずい雪之の手を握り促す。 「今後はちゃんと 食べなさいよ?」 苦笑しながら歩き出した。 「圭、ごめん。ありがとっ」
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