最悪な出会い

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電話を切ってから数分後息を切らした和也が走ってきた。 「ハァハァッ、陽菜待った?」 『全然。てかそんな走って来なくてもいいのに。』 ・・陽菜なんかのために走ったりしなくていーよ? 「陽菜が泣いてると思って?」 そう言って和也はにっこりと笑った。 『ハハッ、なんで疑問系?しかも陽菜が泣くわけないじゃん。』 「そうなの!?俺絶対泣いてると思ってめちゃ走ってきたし!!」 『和也の勘違いー!笑』 「うるせッ!!笑とりあえず俊の家行こーぜ。みんな集まってから。」 陽菜の荷物を持って照れ臭そうに前を歩く和也。 そんな和也の後ろ姿を見ながら2、3歩離れて歩いた。
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