序章~ピンク~

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藍家当主の三つ子はどうするべきか本気で悩んでいた 何故かと言うと、 目の前にはパンダを抱きしめ パンダと自分の右手でつくった狐と話をしている少女 しかもパンダは逃げようと、必死にもがいてる パンダは百歩譲って良いとしよう そう言い聞かせるが、 はやい話、自分の右手と話をしているなんて 藍 龍蓮を襲名した末弟でもしなかった事だ 性別の違いか、それともこの少女が規定外なのかは分からない そもそも自分達も普通の遊びというモノをやったことが無いから余計かもしれない 普通なのか!? こういう遊びが………! と、その少女に話し掛けるか悩んでいると 後ろから玉華がぱぁぁあっと効果音が付きそうな顔をして、少女に近寄った 「お嬢さんどうしたのかしら?そのような格好で外にいるのは寒いでしょ?私の家に来ないかしら」 人好きの笑顔で言ったが、人が他にいるとは思ってなかったのか パンダはビビって暴れて 縲はパンダもろとも湖にダイブした 結局玉華の誘いどうり 藍邸に縲は担ぎ込まれた
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