黄金の約束

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「何なん!?お兄さん!!!ウザッ!!何考えてんねん!!」 崙は目の前にいる絳攸に怒鳴り散らす 当然、鳳珠様、黎深様はモチロン、秀麗たちは夜食作りで居ない そんな崙に対し絳攸は反論出来ずにただ顔を青くしていた そして崙は指差して、言った 「コイツらはなんやねん!!!」 指を差した方向には 泥だらけになった大きな大人 「こ・こ・が!!!誰の家やとおもっとんの!?」 「まぁまぁ、お嬢さん、可愛らしい顔がだいなしだよ?」 バックには花が咲き乱れている 「ウチは男や(設定上)男口説いていいんわBL要員だけや」 こっちのバックには般若だ 楸英撃沈 「えーと坊ちゃん!そんなに李侍郎だけを攻めなくても…」 「クマは黙っとれ。それ以上喋りくさったら動物園に売りに行くぞ。人の言葉を喋るクマですぅて!!!」 何時もより低い声 「っ……(クマって…クマって…)」 燕青ノックアウトー カンカンカンカンカーン 「お兄さん?何で黄尚書のお家でどんちゃかやってたのん?」 ん?と笑顔で聞いてくる 「いや、崙…それは、その…」 「豫」 「(殺される…)よ、豫。それには訳が…」 「お兄さん、ウチ言い訳って大嫌いなんよ」 「っ………」 崙はまだまだ笑顔だ 反面、絳攸は涙目だ コンコン 「なんや?」 ギィイ 「失礼します。豫様、主様が御呼びです」 「わぁったわ。お兄さん?黄尚書に感謝せぇよ?」 バタン 「絳攸…何だったんだい?あの子」 「よ…余も恐かったぞ…」 「あんな恐い奴に会ったの久し振りだぜ?」 燕青だけかわいた笑いを上げる その他は真っ青だ 「貴方たち、何やってるのよ」 絳攸様たちも… と、秀麗が言う 「夜食が出来たんですが…」 秀麗と静蘭はどういう状況なのかさっぱりだった
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