序章~ピンク~

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「ふぅっあー?」 ぐぃーっと背伸び くるくると辺りを見渡して 「ここ、どこ?」 見渡す限りの森 澄んだ湖がいくつもある 辺りをきょろきょろと見渡すと 草むらのような所から、白と黒が見える 「あれはっ!!」 縲の目がキュラーンッと光る 縲はその草むらのような所まで走って 「こんつぁー!!おぉうっ可愛いー!!」 白と黒の物体はパンダだ 大熊猫とかいてパンダだ 今は肌寒いというレベルじゃない寒さ そんな寒さの中パンダを抱っこしてると、 少し寒さが紛れる程度だ 「寒いねっ!!なんで君達は平気そーな顔してるのっ?」 「サムイサムイッ」コンコン 「あぁそっかぁ!毛皮ですかっモハモハだものね!あったかいですものねっ!」 「もはもはだねっ」コンコン 縲は右手でつくった狐(影絵の)と会話をしている ついでに言うとパンダは逃げようと必死にもがいてる 縲は気にしないで、 ぎゅうううぅっと抱きしめている 縲は動物は好きだか動物から嫌われるタイプの人間だ
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