電波小噺

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  みきどりさんについて考える間に考えた。 誰かを愛せる内は幸せで 誰かを嫌ってる内も幸せ それがなくなったらお終い 肯定か否定を出来る内はまだいい 投げやりなのもまだいい 動けなくなるのもいい 動けて、話せて、笑えて、何も無いのが一番いけない いけないのが怖いのかわからないけれど最初に嫌いと否定が消えて次に肯定が消えて投げやりになった後そのまま笑えた。涙腺はもっと前。 何も繋がらない思考で、理論を求めるのは諦めた。 理論立てる前に次に言って聞きやしないんだから。 考えられるのに何も考えてはいけないという。 壁の染みが顔なのを見つけた。  
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