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「だって俺暗いトコ苦手なんだもんよー、だから、ねっ!!!お願いっ、このとーり!!」
こんなに背の高い相手(しかも男)の言う台詞かと思考を巡らせながら修平は何となく断り切れずに頷いた。
途端に男子生徒の表情がみるみる明るくなり、腕に抱き付いてきた。
「わーっ、サンキューサンキュー!!」
「―!!!いや、ちょッ…、分かったから離せ!!!」
腕に抱き付く男子生徒は修平を見上げるとニカッと笑って離れた。
…先ほどから脅かされ過ぎだと思う。
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