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待つ事数時間……。
ピンポ~ン♪
と、理緒の家のチャイムが鳴ったので、理緒は玄関へ向かう。
「は~い。」
理緒が玄関の扉を開けると、材料が入った袋を持った歩が立っていた。
「待ってましたよ。」
と、ニコリ笑いながら言うが、歩はいつも通りに、
「おぅ。」
と、素っ気ない返事をする。
「理緒さんお邪魔しますよ~♪」
そんな歩と扉の間から、のほほんとした笑顔でひよのは言う。
「俺もお邪魔すんでぇ。」
と、火澄もニコリ笑いながら、言う。
「え~っと、初めまして!和山麗華と言います。
あーちゃんがいつもお世話になってます!!」
「あんたは、何処の母親だ…。特に、こいつらに世話になった覚えはない…。」
と、麗華の台詞にツッコミを入れる歩。
「まぁまぁ。立ち話もなんなんで、入って下さい。」
と、クスクス笑いながら、部屋へ招く。
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