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「そうですね。今度、皆さんと一緒にお花見でもし・・・」
お父さまが笑いかけたその時。
何が起こったのか・・・。
一本の桜の木の下に置いてあった、四角くて黒い何かが爆発した。
薄れゆく意識の中、目を開けると、お父さまは僕を抱いて倒れていた。
僕もお父さまも体から血を流していた。
けれど、明らかにお父さまの方がひどくて・・・。
一瞬の出来事で、僕は何も考えられなかった。
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