‡終章‡

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チーフの口から 確かに聞こえた さっきまでの 暖かみのある優しい声ではなく 生気のない感情のない どこか冷たい機械化された声だ こいつ… 普通のオッサンを 演じてやがったんだ Σ( ̄□ ̄)! 気づいたときには すでに遅し まるで糞にたかるハエを 見るような目で こっちを見下ろしている チーフが 口を開いた “あ~あとさあ 店長にきかないと決めれんから” “また電話で連絡するかもね” “か・も・ね!” さっきまでの態度が いきなり変わりやがったよこの人! でなし!! 『使えないライターは 捨てチャオ作戦』 に、あっとゆうまに 切り替えやがった 必死に だけどもさり気なく “ここで働きたいと 昔から思っていました!!” 等と 懇願するオレ “オレが生ゴミ処理係かよ~” みたいな感じで 鼻くそほじるチーフ 二人の沈黙 沈黙をつきやぶる チーフの一声 “んぢゃあおつかれー” 鼻くそを食べるチーフ 形式的に “ありがとうございました” といったが カラオケ店を出た瞬間 ハラワタが煮えくり返る わけないけど、 そんくらいの憤怒を覚えた! やつは! チーフとゆうなの悪魔は! 社員とゆう名の権力を振りかざし! “3日以内に電話が なかったらあきらめろよカス。” 的なかんじな事 いってた気がする 糞ぉぉおおぇぇえ!
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