闇への招待状

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後ろから鈍器で殴られたかのような衝撃だった。 実際に痛かった。 あんなに泣いて、泣いて… もう身体中の水分なんか枯れたんじゃない?ってぐらい泣いたのに。 涙が止まらなかった。 澄「…お姉ちゃん?…どうしたの?」 私「孝ちゃん…お姉ちゃんと離れたいって…」 澄「え?なんでいきなり」 私「わかんない。やだよ!!何で離れなきゃいけないの?わかんないよ…。やだよ!!やだよ!!やだよ~~~!!」 泣きわめいても、✉の文字は変わることはなく。 ただ、混乱していた。 パニクって、また過呼吸を引き起こした。 澄麗が私の口にビニール袋をあてがい、背中を擦ってくれた。 それでももう何を言っているのか自分でも分からないくらいに興奮していて、過呼吸はなかなか治まってくれなかった。
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