prolog

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――― ―― ― あれから二年… 俺は高校に入学した。 そして、通常の生活をしていた。 そんなある日… 母「ねぇ、春…お母さん、結婚しようと思うんだけど」 春「えっ?」 夕食を食べている時に急に言われ、返事に困ってしまう 母「いい人がいるの。洋司さんっていってね、向こうも結婚して子どももいるんだけど、離婚したらしいの」 子どもは二人で、二人ともその洋司さんという人が養っていると付け加える。 春「そうなんだ…」 母「春はどう思う?」 春「母さんが決めたんならそれでいいよ」 父を亡くしたとき、母はショックで寝込んでしまった。 その時、もぅ悲しませたくないと思っていた 母さんが幸せならなんでもいい… 母「本当?よかった…じゃあ、明後日に会う約束してるから一緒に来てね」 春「明後日!?そんなに急なの?」 早いほうがいいでしょ、と満面の笑顔で言う。 ―よかった、元気そうになって 父が死んだ時からしてみると、かなり元気になっていた
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