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「うん」
俺はバッグを持って立ち上がった。
「バンド頑張ってね♪」
クラスの女の子達から挨拶されたから笑顔で頷き手を振った。
「愛モテモテじゃん♪」
俺はなぜか猛にからかわれる。
俺が猛を睨むと猛が怯えていた。
何をそんなに怯えているんだろう。
まぁそんなこと気にせず、時間もないので音楽室へと向かった。
音楽室へやってくると各自準備を始めた。
文化祭で演奏するのは５曲で完成してるのは３曲。
文化祭まではあと２週間。
時間はあまりありません。
ｽﾞﾀﾝｯーﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾝ――
ドラムはセッティングしてあるから、みんなの準備が終わるまでドラムを叩いていた。
俺が叩いてると一輝のギターの音が入ってきた。
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