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「ちょっと…玲奈!?」
俺は玲奈を引き止め玲奈の方へ。
「何?」
玲奈は不思議そうに俺の顔を見た。
「なんなのさ。いきなり…」
俺は小声で玲奈に話す。
「ほら良い機会だからデートの経験してみなよ…♪」
玲奈の言葉に俺は唖然とする。
「デートって…私一応男だったし男と付き合うとかしないよ?」
「じゃあ女の子を好きになるの?」
「えっ!?」
玲奈に痛いところを突かれた。
同性愛……。
俺の頭の中にその言葉が浮かぶ。
想像するのも嫌だ…。
俺にはその趣味はないからね?
「それが嫌なら男の子を好きになるしかないんだからね♪」
「うん…」
俺は気が付くと頷いていた。
「いってらっしゃい♪」
玲奈はそう言って家の方向へと歩いていった。
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