僕の花

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ドアノブに手をかけようとした時、丁度ドアが開き中からシャーリーが現れた。     「ぁ、スザク君。早かったね。 ささ!中入った入った!!!」   シャーリーに腕を引っ張られ中へ連れ込まれると生徒会室の中は花で埋め尽くされていた。   唖然と花を見ている僕を横目に会長やシャーリーはしてやったりという顔をして此方を見ていた     「な、何ですか?この花…」 「うふふv知りたい?」 「今回のテーマが花って言っうのはリヴァルに聞いてます。が、この花…」   量が半端ではない。 生徒会室の半分以上が花で埋もれている     説明はルルーシュが来てからまとめてしちゃうんで そう言うとミレイ会長は花を分けはじめ シャーリーはリヴァルじゃ頼りないとルルーシュを探しに部屋を出て行った。     「スザク…ちょっと…」   何もやることがなく立ち止まる僕に後ろから声がかかる カレン・シュタットフェルトだ 「スザク、会長が 来た人からこの花の中から一つ花を選んどいてくれる? って言っってたから選んでもらえないかしら?? 選んでないのスザクとルルーシュだけだから」 「あ、うん」 「に、しても本当これだけの花よく集めたわよね…」 「集めたの!これ、全部!!!」 「そうみたい。」     へぇ、と空返事をしながら対したものだと思った。   花は沢山の種類があり 今の季節ではないのにひまわりやらコスモスやらまで置いてある   この中から決めるなら… 僕の中ではもう決まっていた。        
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