保健室☆パニック

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  頬をつねってみる。 ……痛い。 紛れもない、本物の痛みだ。   ああ……、神様。 これは一体、どういうおつもりなのですか? どうして、こうハプニングが次から次へと巻き起こるのですか?     「ぁ……あぁ……」   紅潮していた頬がさらに火照っていくのを感じる。     どうやら……。   どうやら、僕は……。     ――海斗とキスをしてしまったようです……!     「っ………!」   海斗から目を逸らしたまま、そっと両手で口元に触れてみる。         ……唇には、まだ熱さとあの感触が残っていた。          
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