温もりハンバーグ

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  「ハンバーグがいいな、ハンバーグ!」   ハンバーグか。 そういえば、最近作っていなかったな~。   「わかったよ。それじゃあ、今日はハンバーグね」           「いやっほぉおおおおおおおー!! ハンバーグだぁああああー!!」           兄さんが片腕を上に伸ばして、ガッツポーズをとってみせる。 周りにいた客の人達は兄さんを一斉に見た。   に、兄さん……。 僕まで恥ずかしいから、やめてください。 ……あぅ。           「蛍のハンバーグ、ハンバーグ!!」           大はしゃぎしている兄さんを放っておいて、僕はミンチ肉をカゴに入れた。 後、他に必要なものをカゴに入れて、レジへと向かい買い終えた。  
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