僕、女になりました

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   ※   ※   ※   明るい日差しに照らされて、僕は夢からゆっくりと目覚めていく。   目をこすりながら、カーテンを開いてみると、太陽の光が部屋に入りこんだ。   ま、眩しい……。   それはもう、朝起きたばかりの人にとっては脅威的な攻撃だ。 眩しい光で完全に目が開き、僕は自分の体を見てみた。   ……やっぱり、昨日の出来事は夢じゃなかったんだね……。  ああ、神様……!   本当に僕は何か悪い事をしましたか? もし僕が何かしていたのなら、その罪はきちんと謝ります。  だから……、だから――!           どうか、男に戻してください!           言っては悪いのだが、そこらの女性よりも膨らんでいる胸。 いつの間にこんなに伸びたのやら、腰にまで掛かったさらさらな長い髪。       そして、……男の証がついていない。       そう……。昨日の一件で僕はどうやら“女の子”になってしまったのだ。   ……これは悪い悪夢だ。 今でも、そう信じていたい。 だが、頬をつねると痛みが湧き上がる。 まぎれもなく現実の証拠だ。  
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