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「ッ~~~~!!」
ああ、もう……。
はぁ~、最後の最後で……なんでこんな恥ずかしい事を……。
うぅ、……もう死にたいくらいだ。
はぁ~。
「か、海斗! 早く行くよッ!!」
僕は海斗の手を強引に引っ張って、ランジェリーショップを後にした。
「あははっ! あの時の蛍は最高におもしろかったぁー!」
「もう笑うなよ……、はぁ~」
昨日に引き続き、本日もまた厄日だった。
こんな事なら、もういっそ泣きたいくらいだ。
……はぁ~、僕の苦労は一体どこに消化されるんだろ。
「まぁ、でもなんとか必要な物は買えたんだし、良かったよな!」
「……うん」
「げ、元気だせよ! そんなに落ち込まなくてもいいだろ?」
「あまりにも恥をかきすぎた、もう駄目……うぅ」
「おーい………って、こりゃかなり重症だな」
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