異形の歌姫

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「スープをのんだらさぁいこう。きみのおともだちがまってるよ」 「おともだち!」 わたしはあわててスープをのみほした。 ざちょうさんはにっこりわらって、こっちにおいでと手まねきする。 くらい、くらい、ながいろうか。 でもわたしはきにならない。 だっておともだちがまってるんだもの。 それにくらいところはなれてるから。
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