サセ子とATM

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「あ…あの……その………」 僕が照れながら、どもっていると、彼女は、自分のパンツが見られている事に気が付いた 「………見た?」 彼女は、まるで隠す様子もなく、パンツを見せたままで聞いてきた 「あの………その………」 「はっきり言いや、別に怒ったりせんねんから」 「あの…見えました」 「三千円」 「え!?あ……あの、お金………ないです 明日………持ってきます………」 僕が、そう言うと彼女はケラケラと笑った 「冗談やんか~、自分変わっとんね」 「………」 「自分、こんなトコでねっころがって、何してたん? 昼寝が気持ちいい様な天気には見えへんけど?」 「………どうでもいいでしょう」 知ってる筈なのに聞いてくる彼女に僕は腹を立てた その事実を言えない自分に腹が立った 「……大丈夫?頬、腫れとるで……」 彼女はそう言いながら、僕の頬に手を伸ばした …パシッ! そして僕は、それを拒絶した
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