はにかむ彼

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(あぁあの人またこないかな) レジを打ちながらぼんやりまた留美は彼のことを考えていた 彼と出会ってからこの2日間留美はコンビニの玄関ばかりを気にしていた もしかしたらまた彼が現れるかもしれない そんな淡い期待を抱き留美はどうしても、入り口からめをはなすことができなかった 会いたい ただそう願っていた もう一度彼と出会いせめて名前を聞いてみたい 留美は完全に彼に恋をしていた 留美じたい恋愛経験がないことからこれが恋であるとは、気づいていなかった だがはたからみたら歴然の恋の病にかかっていた 始終彼のことばかり考え悩ましげなため息をつく 留美再び彼と出会ったのはそれから一週間後のことだった
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