疑問【学パロ:ダテサナ/作成中】

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      慰めるように、背中をトントンと軽く叩いてくる佐助の首に腕を回し、何度も首を振る幸村   まるで、何かを否定するように       「ま‥っ、まさむ‥っ殿、が‥っ、」     鳴咽を堪えながらだったからか、とぎれとぎれの言葉だが、佐助は理解してくれたようで   一瞬佐助の手がピタリと止まったが、今の幸村には気にする余裕なんてなくて   と、不意に佐助は幸村の肩を押し       「アイツが‥何かしたの?」     その声は低くて、今まで幸村が聞いた事がない佐助の声だった   戸惑う幸村の肩を軽く揺らし、幸村   そう、呼べば幸村は     「政宗‥どの、が、他の人と‥っ」     先程、政宗と目が合った時の事が脳裏に過ぎり、一度はひいていた涙がまた溢れてきて   結局、自分も単なる遊びだったのか   過去に政宗が付き合った人達と一緒、ただの一時の戯れ     「──ふぇ‥そんな、の‥」       嫌だ     戯れでもいいから     遊びでも構わないから     お願いします     どうか、別れるだなんて言わないで     俺はまだ、貴方が好きだから        
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