へび王

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ある日 ナリタは倒れてしまいました。 心の苦しさに、体の方が耐えきれなくなったからでした。 へび王と会話をしている時に、ちょっと立ち上がって、天井から吊してある花籠を取ろうとした瞬間に、フワリと。 花籠は宙に舞い、ピンクや紫の花びらを散らして、ナリタの周りに落ちました。 へび王は、びっくりして、ナリタの体を起こしました。 ナリタの体に触れたとたん、へび王はもっと、びっくりしました。 ナリタの体は、火のように熱かったのです。
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