みか先生

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僕はユースケ。六歳の年長組です。担任の先生は梅田先生と福川先生🎶二人ともきれいで優しい先生。そんな先生が大好きでした。にこにこして話す先生をいつも見上げていた僕。先生がいたから泣かずに保育園に行けるようになりました。そんな梅田みか先生が急に保育園に来なくなった…。福川先生に聞いても用事でしばらく来れないんだよって言うだけ。まだ六歳だった僕は特に気にしなかった。それから何ヶ月かして、僕は家族で温泉に出かけるために準備をしていた。すると家に一通のお手紙が届きました。お母さんはその手紙を見て泣き出しました。温泉から帰って来てお母さんが黒い服を着て何かの準備をしていました。夜なのに僕とお母さんはお出かけをしてある建物の暗い部屋の真ん中には大きな箱があってお母さんに抱き抱えられ、中をのぞくと梅田先生が寝ていました。お母さんは泣きながら寝ているんだよと言いました。次の日保育園にいくと先生はみんな黒い服を着てみんなで昨日の場所にお出かけしました。昨日より広い部屋でみんな座って正面には梅田先生の大きな写真がありました。お坊さんが長い間唱えてしばらくするとみんなが梅田先生が寝ている箱に集まって箱が開きました。回りの大人たちはみんな泣いていました。先生の顔を見てお花を入れるときにはっと思いました。これが死ぬってことかな?もう先生は起きないの?笑わないの?僕は声をだして泣いていました😭帰りに外で白い鳩を何羽も飛ばしました。空高く飛ぶ鳩を見てお母さんは梅田先生を送っていったとよって言いました。ばいばーい!僕は笑顔で空に手を振った。先生はこれからもずっと僕の中にいるんだよ😆
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