歯車

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「サキちゃん三番、指名はいったしついてくれる?焼酎やから、半分あけてきて」 「はぃ。」 名前はサキ。 17歳一応普通の高校生。 昼間学校。夜は祇園で働いてた。 「サキちゃんお疲れ様。今日はもぅ上がっていいよ。」 「はぃ。また明日九時に来ますネ。ママお疲れ様でしたおやすみなさい。」 今日は、お客の引きが早く、いつもより二時間も早く上がれた。 「あぁ姉と一緒に帰る約束してたんや。時間だいぶあるし、しんちゃんのお店でまってよっと。」 お店を出て、いつものコンビニによって縄手を抜けて南座の前を歩いてた。 「うわっ…ホストゃん…ゃだなぁ…あぁゆぅの苦手。存在消してちゃっちゃと行こっと。」 私ゎいつも以上に早く歩いた。 信号待ちしていた。 「ねぇもぅ帰りなの?」
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