歯車

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仕事が終わって店の前で待ち合わせをした。 その日の私は酔っていたせぃか、機嫌もよくて彼に言われるまま、店に入ってしまった。 「何飲む?」 「ビールで。」 普通に飲んで帰ろうと考えてた。 「いらっしゃいませ」 「…梨杏?あれ梨杏‼何してんの?」 「サキこそ何してんのよ‼」 偶然にも高校の友達に会った。 話を聞いてみると、彼氏が働いてるらしい。 梨杏と彼は一年前から付き合っていた。 元々梨杏も彼氏も私と同じ高校だったが、彼は高校を辞めてホストの世界に飛び込んだようだ。 「へぇまかさ坂上君が働いてるとはねぇ…前来た時は気がつかなかった。」 「本間は辞めてほしいんやけどね…何か嫌やし。」 梨杏と二人でしゃべってたら、坂上君と私の口座がきた。 何だかんだ話をして、盛り上がってしまい店が終わってから遊ぶことになった。 学校は、まぁええか今日は休みにしよっと… 店が終わって、梨杏と待ち合わせ場所に向かった。
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