歯車

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二人ゎ案外早くきていた。どこに行くんやろう…と思いながら付いて行った。 「ついたここでみんなで戦国無双やろや」 「ここ?は?ホテルやん…やだ帰りてぇ…」 と考えながら渋々ついて行った。 始めのうちはゲームしてたが、眠たくなってきたので結局別の部屋で寝ることになった。 「ごめんな何か色々俺らわがままゆって」 「いいよもう何でも…」 彼はわたしに何もしてこなかった。 彼は自分の過去の話をしてきた。 前の嫁との間に子供がいること。 自分には両親がいないこと。 凄く辛くて、悲しかった。私も彼に、自分の過去を話した。 それが後々の人生を狂わせることになるとは、私は考えてもいなかった。
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