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空がオレンジ色に
染まってきた頃……
紗「あっ!
やばいっもうこんな時間!?」
陽「一時間どころか全部
さぼっちゃったね;;
帰るかあっ!」
紗「うんっ♪」
2人は教室から鞄を取り.
校門へと向かった。
紗「それで渡辺がさあ──…
あれっ?
校門のとこに誰か
立ってなあい??」
陽「えっ?
……あっ本当だ。
うちの学校の人に
用事でもあるのかな??」
2人が近ずいていくと
ぼやけていたシルエットが
ハッキリとしてきた。
陽「背高いから男子かな??
桃原に彼女が居るのかな///」
紗「かもねぇ―…ってあれっ??
あの制服南陵ぢゃない!?
まさか……
今朝の人だったりしてえ──♪
‥‥…なんてことは
ないと思うけど!(笑)」
そんな話をしながらも
どんどん距離は縮まっていく。
やがて顔も
はっきりと見えてきた。
(あれ…?髪が赤い……)
紗「明日は先生に
怒られるかなあ──;;」
そのとき陽南がいきなり
立ち止まった。
紗「……ん?
陽南どうかした??」
それに気付いた紗香も
立ち止まり.
陽南に問いかける。
陽「…そのまさかだょ──!!」
紗「はあっ!?」
南陵生らしき男子が
こちらを向いた。
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