☆01章☆

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空がオレンジ色に 染まってきた頃…… 紗「あっ! やばいっもうこんな時間!?」 陽「一時間どころか全部 さぼっちゃったね;; 帰るかあっ!」 紗「うんっ♪」 2人は教室から鞄を取り. 校門へと向かった。 紗「それで渡辺がさあ──… あれっ? 校門のとこに誰か 立ってなあい??」 陽「えっ? ……あっ本当だ。 うちの学校の人に 用事でもあるのかな??」 2人が近ずいていくと ぼやけていたシルエットが ハッキリとしてきた。 陽「背高いから男子かな?? 桃原に彼女が居るのかな///」 紗「かもねぇ―…ってあれっ?? あの制服南陵ぢゃない!? まさか…… 今朝の人だったりしてえ──♪ ‥‥…なんてことは ないと思うけど!(笑)」 そんな話をしながらも どんどん距離は縮まっていく。 やがて顔も はっきりと見えてきた。 (あれ…?髪が赤い……) 紗「明日は先生に 怒られるかなあ──;;」 そのとき陽南がいきなり 立ち止まった。 紗「……ん? 陽南どうかした??」 それに気付いた紗香も 立ち止まり. 陽南に問いかける。 陽「…そのまさかだょ──!!」 紗「はあっ!?」 南陵生らしき男子が こちらを向いた。 .
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