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その男はこちらを
しばらく見た後.
ゆっくりと近ずいて来た。
紗「ちょっ!
こっち来るよっ??
あんたに用があんじゃ
ないのお―??♪」
陽「えっ!?
慰謝料請求とかっ!?」
(今お小遣い前だから
お金ないよ~;;;
つかお小遣いもらった
ばっかりでも足りないて;;;)
そんな事をこそこそと
話しているうちにも男の人は
どんどん近ずいてき.
陽南の目の前で
ピタリと止まった。
?「あんた.
今朝の電車の女だよな??」
陽「ふえっ!?
あ…はいっ!」
いきなり話しかけられた
陽南は焦って変な返事を
してしまった。
そんな陽南をクスッと
笑いながらも
話し続ける男の人。
?「んっ。
これ今朝落として
いったと思うんだけど。」
そう言ってクスッと
微笑んだ彼は小さな
手帳を差し出してきた。
陽南わ間近で自分に
向けられた笑顔に少し
ドキッとしてしまった。
そんな陽南の様子に
気付いたのか.
隣にいた紗香が肘で
陽南をつついてきた。
(くそおっ紗香の奴めっ!!
からかいやがって…///
つかあたし何しに
ドキドキしてんのっ!?
取り敢えず貰わなきゃっ;;)
陽「あっ…
ありがとうございます。」
受け取ったものを見てみると.
それは陽南の生徒手帳だった。
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