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「‥っ(嫌だッ!!)」
口に布生地を詰められ、喋れないレオナ。
「レオナが怖がる何て‥新鮮だねぇ(笑)」
「趣味悪いですよ」
〔ガシャン〕〔ガシャン〕
「余り暴れると、危ないよ」
「麻酔は?」
「‥いらない。レオナがどれ程、我慢強いか見て見たい」
抵抗するレオナを見て、笑みを零すガハル。
「わかりました。右からですか?」
「そーだね、右からいこう♪」
「ん゙ーッ(嫌だ嫌だ嫌だ)」
頭を左右に降り、抵抗するレオナ。
「ディーガル君、頭を固定してくれる」
〔ガシャ〕抵抗するレオナの頭を拘束具に固定したディーガル。
「ん゙ーん゙ーッ」
更に、瞼を固定されたレオナの目の前には、器具の先端が迫っていた。
「ん゙ん゙ーッ」
手術器具を手に持ち、男達と同じ様にレオナの右目をえぐる。
「ーーッ!」
〔ガシャ〕〔ガシャ〕
器具が目の中に入り、抵抗する力に更に、力が入るレオナ。
〔グチャ〕〔グチッ〕〔ビチャッ〕
「取れた‥」〔ピチャッ〕
レオナから取り出した、漆黒の眼球をまるで、ゴミを捨てる様に投げ捨てたガハル。
「凄いですね、この子。大の大人でさえ、気絶する痛さなのに」
鼻息は荒く、かろうじて意識があるレオナを見つめるディーガル。
「うん、うん、そーでしょ」
男から取り出した右目をレオナに移植するガハル。
「‥成功するでしょうか?」
「するよ‥絶対にね」
右目の移植が終わり、先程同様、左目も取り出した。
「ふーっ、終ー了(笑)」
左目を移植し終えたと、同時に気を失ったレオナ。
レオナの手足は拘束具で擦り切れ、血が出ていた。
「医療班、呼びますか?」
「うん、お願い」
10分もしない内に、医療班が到着しレオナを医務室に連れて行った。
「目が覚めたらどうするんですか?」
「えーっと、とりあえず“篭”に連れて行ってよ」
血の付いた白衣を脱ぎ捨て、新しい白衣を纏うガハル。
「何故“篭”なんですか?」
「当分は目が見えないだろうから、“篭”で様子見だよ」
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