2話

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「‥っ(嫌だッ!!)」 口に布生地を詰められ、喋れないレオナ。 「レオナが怖がる何て‥新鮮だねぇ(笑)」 「趣味悪いですよ」  〔ガシャン〕〔ガシャン〕 「余り暴れると、危ないよ」 「麻酔は?」 「‥いらない。レオナがどれ程、我慢強いか見て見たい」 抵抗するレオナを見て、笑みを零すガハル。 「わかりました。右からですか?」 「そーだね、右からいこう♪」 「ん゙ーッ(嫌だ嫌だ嫌だ)」 頭を左右に降り、抵抗するレオナ。 「ディーガル君、頭を固定してくれる」 〔ガシャ〕抵抗するレオナの頭を拘束具に固定したディーガル。 「ん゙ーん゙ーッ」 更に、瞼を固定されたレオナの目の前には、器具の先端が迫っていた。 「ん゙ん゙ーッ」 手術器具を手に持ち、男達と同じ様にレオナの右目をえぐる。 「ーーッ!」   〔ガシャ〕〔ガシャ〕 器具が目の中に入り、抵抗する力に更に、力が入るレオナ。 〔グチャ〕〔グチッ〕〔ビチャッ〕 「取れた‥」〔ピチャッ〕 レオナから取り出した、漆黒の眼球をまるで、ゴミを捨てる様に投げ捨てたガハル。 「凄いですね、この子。大の大人でさえ、気絶する痛さなのに」 鼻息は荒く、かろうじて意識があるレオナを見つめるディーガル。 「うん、うん、そーでしょ」 男から取り出した右目をレオナに移植するガハル。 「‥成功するでしょうか?」 「するよ‥絶対にね」 右目の移植が終わり、先程同様、左目も取り出した。 「ふーっ、終ー了(笑)」 左目を移植し終えたと、同時に気を失ったレオナ。 レオナの手足は拘束具で擦り切れ、血が出ていた。 「医療班、呼びますか?」 「うん、お願い」 10分もしない内に、医療班が到着しレオナを医務室に連れて行った。 「目が覚めたらどうするんですか?」 「えーっと、とりあえず“篭”に連れて行ってよ」 血の付いた白衣を脱ぎ捨て、新しい白衣を纏うガハル。 「何故“篭”なんですか?」 「当分は目が見えないだろうから、“篭”で様子見だよ」 .
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