4話

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あれから‥一年が経った‥‥。 半年間は基礎体力向上を目的とした‥ 死の追いかけっこ。 ガハルが管理する広大な敷地に投げ込まれ、100人余りの殺人依存者との鬼ごっこ。 ターゲットは私。 ‥死に物狂いって感じだよ。 勿論‥相手もね‥ 2ヶ月で私を仕留めれなければ‥彼等に待つのは死だけ。 逃げても、逃げても‥‥ 追い掛けてくる。 寝ている間に殺されるかもしれないとゆう恐怖。 そのせいか‥実験台の上がやけに居心地が良かったりする。 2ヶ月間の鬼ごっこが終わり、私の体力は2ヶ月前より遥かに付いた。 当たり前だけどね‥。 体力が付いた私が次にしなければ行けない事‥それは‥ 幻術の基礎を学ぶ事。 最初は体で覚えろとか言われて見たくも無い‥気持ち悪い物を見せられて最悪だった。 視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚 人間が持つ五感に訴えかけ幻覚を見せれる様になった。 4ヶ月間、ただ浸すら相手の術士との幻術の掛け合い。 密室で長時間、お互いに術を掛け合ってたら互いに何が何だか判らなくなり‥ 相手の術士は自らの命を絶って行った。 10人の術士が私の目の前で死んだ。 そんな4ヶ月もあっとゆうまに過ぎ‥ 全てが終わったと胸を撫で下ろした矢先に‥ 新たな訓練を言い渡された。 「やあ、術士らしくなったね」 私はコイツの笑顔が嫌いだ‥ 「‥用があるんでしょ」 「ハハ、お見通しだねレオナは‥今日から2ヶ月は殺しの技術を学んでもらうよ」 殺し‥ 「その前にクリフォードに会って行きなよ。彼女、大分回復しているみたいだしね♪」 ラン‥‥今すぐ行くよ 「クスクス‥友達ねぇ‥‥失ったら‥レオナはどうなるのかな?」 走って行くレオナの背中を見つめ‥笑うガハル。 .
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