5話

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時が経つのが早いと感じるのは私だけだろうか‥? アッシュを殺して‥1年が経った‥ 「レオナ~はいっ!コ・レ」 「‥日本刀?」 「そう!この近辺にウザイ奴らがいるんだよね~」 「殺して来ればいいの?」 「そうだよ!じゃあ、宜しく」 ここ最近は施設の外に出してもらえる様になった‥ まぁ、殺し屋としてだけど。 「ガハルさん‥良いんですか?外に出して‥」 施設を出て行くレオナの背中を心配そうに見つめる。 「いーんだよ♪ちゃんと帰ってくるから」 「今日、大人しく帰って来ても明日は帰って来るとは限りませんよ」 「必ず帰ってくるよ」 「何故ですか?」 「レオナが大切にしている友達が此処に居るから(笑)」 「‥クリフォードなら半年前に死んだじゃないですか」 「そーだよ‥でもレオナは此処に居ると思ってる」 「言ってないんですか!?」 「言ってないねぇ(笑)」 「知ったらどうするんですか? 今のあの子に太刀打ち出来る奴は此処にはいませんよ!?」 「大丈夫♪バレない様にするからさ‥そー怯えないでよ」 「普通は怯えますよ‥。あの子の成長ぶりには恐怖すら感じますし‥」 「恐ろしい子だよね‥でも‥」 「何ですか?」 「事実を知ったあの子はいったいどう行動するか見て見たい‥と、思うのは僕だけかな?」 微笑を零し中へ入って行くガハルの背中を見つめながら‥ 「‥最近は貴方にも恐怖すら‥‥感じますよ‥ガハルさん」 肌寒い季節とガハルに抱く恐怖に身を震わすディーガル。 「雲行きが怪しいですね‥ ‥雪が降りそうだ‥‥」 そう呟き中へ入って行くディーガル。 .
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