5話

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人を殺す恐怖‥殺した罪悪感‥ 最初は体に染み付いて取れなくて‥毎晩うなされてた‥ でも、何時しか体に纏ってた物に慣れ‥ 無くて成らない物となった。 血の臭い‥硝煙‥鼻に着いて離れなくて頭痛に悩んでいたのに‥ 今じゃあ‥その匂いに釣られて匂いがする方へと足が自然と赴く。 「な、何者だ!」 外での規則1. 名を名乗るな 「‥‥‥‥」 「こ、殺せ!!!」 外での規則2. 一人残らず殺せ 〔ザッシュウッ〕‥‥ 「ぎゃあぁぁあ!!!」 「‥‥‥‥」 「た、頼む!殺さないでくれ!俺は関係ない!ただ居合わせただけだ!」 外での規則3. 目撃者は誰構わず殺せ 〔ザッシュウッ〕‥〔ビチャピチャ〕‥ 赤く‥生臭く‥生暖かい‥ 返り血を浴びた所から徐々に私の体温を奪う‥ 時間が経てば血は固まり匂いも薄れ、私の体温も常温に戻る‥ その時が‥生を実感できる。 「かえろ‥」 今まで生きてる実感は必要なかったし‥ いらなかった‥ こんなに生に執着する様になったのは‥ やっぱりアッシュを殺した日からだ‥。 アッシュを殺した罪悪感だけは薄れる処か‥増すばかりだ。 「“justice”‥」 正義は‥よく‥わからない .
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