告白

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「う~。」 自分でも額に触ってみる。 確かになんだか熱い… 「ほらっ、看病してやるから早く家に帰るぞ」 誠は優しい。 誰にでも優しい。 俺はいつもその優しさに甘えていた。 「持つべきものは幼なじみ。だな!」 「調子いいこと言ってんじゃねぇ~よ」 カバン持ってやるからといわんばかりに手を差し出す。 「サンキュ。」 誠にカバンを持ってもらい、フラフラしながら無事帰宅した。
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