一つの国の終焉

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エレナ第一神将を超える実力を持つと言われるイリスがエレナを含めた七人に一方的に押されていた。 いや、敗北しつつある。 七人から断続的に続く剣撃にイリスは防戦一方、或は自らの防具で辛うじで身を守るも、それも限界だ。 苦しい表情をして七人の“神将”達を相手にしているのだ。 「リゼール…見ての通りだ。ふざけやかってっ!くそやろうが! あいつらは…王国攻略をユニエ第九神将とカレナ第十神将に任せてこっちに舞い戻って来たんだ!」 ルシファルトは悲痛の叫び声を上げて、さらに六人の神将の名前を言った。 バレッタ第二神将 サティーネ第三神将 ウィリシア第四神将 タリアナ第六神将 カルシャ第七神将 ティリス第八神 東大陸最強と言われる神将が揃っていた。
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