38646人が本棚に入れています
本棚に追加
「グフッ!」
床に激突する寸前、さらに他の神将による打撃で床に叩き付けられた。
運悪く、今まで防御に使っていた鎧が砕けた。
「う…うぅ…」
イリスは立ち上がろうとするが、脚にも腕にも力が入らない。
「無理をするのは良くないわ。イリスはよくやったと思いますよ。それよりも…」
そう言うのは、サティーネ第三神将だ。
そしてサティーネ第三神将は、向きを変えた。
「最後の愛の語らいは終わりましたか?」
サティーネ第三神将は、リゼールに向けて言い放つ。
いつの間にかリゼールは立ち上がり、清々しい面持ちでそこに立っていた。
最初のコメントを投稿しよう!