一つの国の終焉

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最後の部分を強調するリゼール。 リゼールから見て見ればサティーネは三十代半ば。 かなり複雑なお年というのもあり、サティーネは眉を軽く動かしただけで平然としていた。 だが、後ろの神将達、特にバレッタ第二神将など目に見える様に笑っていた。 「小娘が…一度しっかりとしつけをしてあげないといけない見たいね?」 サティーネ第三神将は、剣の先をリゼールに向け、手を剣の刃に添える。 攻撃の構えである。 「後悔しなさい。私をここまで侮辱した事に!」 そう言うとサティーネ第三神将は、リゼールに向けて突進した。
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