一つの国の終焉

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リゼールは第四の神剣"フリューバル"を握った。 久しぶりの神剣の感触、あのトリトア戦以来と言える。 そしてどこからともなく現れた神剣をエレナ第一神将に向ける。 エレナ第一神将も第二の神剣"クラビオーレ"を向けて攻撃の構えを見せた。 お互いの力バランスから言えばリゼールとエレナならば三対七でリゼール不利な状況であった。 それは神剣があっても変わりはないと思われる。 すでにリゼールはエレナに対して三度敗北をきしているのだから。
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