一つの国の終焉

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ウィリシア第四神将が一歩前へ進むと、突如ルシファルトの視界に誰かが入り、持っていた剣を奪われる。 「何を馬鹿な事をやってるのっ貴方が第四神将に敵うはずないでしょう!?」 視界を奪ったのは、サリュナであった。 傷ついた身体でウィリシア第四神将と戦おうとしている。 「サリュナ!?お前!その傷で戦うな!俺はまだ大丈夫だ!だから」 「だから、なに!?」 サリュナは顔の半分をルシファルトに向けて睨み付ける。 そしてルシファルトは、そんなサリュナに臆してしまった。
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