38646人が本棚に入れています
本棚に追加
/1200ページ
その状況はリゼールだけではなく、目の前のボロボロなエレナ第一神将も同じ様に、神剣"クラビオーレ"を形成には難しいと判断しているのだろう。
お互い、力を振り絞って立ち上がる。
「貴様は次が最後の一撃の様だな」
「強がるな、リゼール・ラクハナイア。貴様とて同じ事、次の一撃が全てを決めるだろう」
神剣を形成するのには、かなりの負担がある。
お互いそれは同様でどのように強くても、それは変わらない。
「ならば、その一撃で決める」
「同じく…ルシファルト・イゼリアスには感謝しなければなるまい、これほどの者を覚醒させてくれたのだからな」
二人は神剣を構える。
最初のコメントを投稿しよう!