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そこには、ルシファルトが天空の帝国皇帝アルミシアの喉元に剣を突き付けていた。
そしてその下では、サリュナと神将とおぼしき人が膝をついて気絶している。
そしてリゼールの耳に聞きたかったルシファルトの声がする。
「降伏しろ、もう終わった」
ルシファルトの宣言であった。自分達の勝利だと。
「ふふ…そうね。そうなるわね。エレナも負けてしまった様だし……どうしたの?首を取りなさい。そうすれば何もかも終わりよ」
皇帝アルミシアはそう言う。
ルシファルトの憎むべき人間をこの手でかけられるのだ。
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