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「それだけ?」
流石に驚いたのか、それとも呆れたのか、背もたれに背を預けて目をつぶる。
「あぁそれだけだ。いや後、あんたはこれから隠居して教会で毎日祈って貰う。死んで行った兵士達の償いは誰かがしなければならない。一応皇帝の身なんだ、少しは御利益ってもんがあるだろう」
アルミシアはフッと笑ってルシファルトを見る。
「戦争責任は?そこにいるエレナや他の神将では不足でわなくて?」
「あぁ大いに不足だ。だがな?この戦争を起こさせた元は親父にある。直接的に動いたのは帝国であっても元は親父にあり、あいつは今も生きてるなら、親父に償わせるのが正当だ。
だから、皇帝アルミシアは罪を被って貰う。親父と半分だ」
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