一つの国の終焉

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「ゔっ」 そこでリゼールは呻いた。 「どうした?」 ルシファルトは後ろを振り返り、リゼールを見ると、リゼールは苦笑いをして唇を引き攣らせている。 「あ…いや…そのな」 リゼールは口を濁らせながら、ポツリポツリとルシファルトに話した。 「融合?しただと?神剣がか?」 「あ…あぁ…声がして呼んだら」 まさか…そんな馬鹿な…神剣が融合した話しなど聞いた事がない。 それも数千年もの歴史の中で一度も無いのだ。 「まぁそれはそれでまた仕方ないだろう。まずは今やることをやろう。その話は後だ」
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