エピローグ

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検問の兵士?というのだろうか、朗らかな魔族の兵士に話し掛けられると、 「うん?あぁそうだ」 「そうですか!そうですよね!百年に一度!この花を贈られた人は生涯幸せになりますもんね!お客さんも頑張って下さいね!はいこれ」 気さくな魔族の兵士が差し出したのは、赤いハチマキ、ルシファルトの頭に疑問が浮かびながら兵士を見る。 「お客さん!お祭りに参加する人はみんなハチマキを渡されるんですよ!結構役に立つからどうぞ」 グイッと渡されてしまったらさすがに貰うしかないだろう。ルシファルトは不安になりながらも赤いハチマキを受け取り、腕に巻いた。
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